神前式の魅力
結婚式にはチャペル式、神前式といった形式が存在しますが、今でも神前式の人気は高いです。
これには以下のような理由がありますので、神前式イコール古い・・・という考え方も今ではあまり見られなくなっています。
第一に、神前式は「有名人の結婚式で良く見かけるようになった」・・・という魅力があります。
昔であれば、お金持ち、もしくは一部の人が厳粛な式典を重要視しているため、神前式が選ばれていた・・・と思われていました。
ですが、神前式で用いる服装なども今では安く手に入ることが、今では良く知られています。
なによりも新郎新婦ともにキレイな衣装に身を包んで入場することが多いため、意外とチャペル式のように明るい雰囲気で行える結婚式であることが、一般の人にも知られるようになったのです。
第二に、神前式は「和を基調としている」・・・ことが高く評価されています。
日本人として神前式で結婚式を挙げたいと考えている人が増えているのです。
昔であれば洋風の結婚式ほどオシャレと思われていましたが、和を基調としているものは高級感もありますので、そのような面に惹かれて神前式を選ぶ人たちも増えています。
なにより神前式は雅楽を堪能できる結婚式でもあるので、今まで触れたことのない荘厳さに触れられるとして、斬新な結婚式であるという認識も増えてきました。
第三に、神前式は「化粧映えが良い」・・・という魅力があります。
昔から使われてきた日本独自の化粧を行うので、化粧を行うだけでも新郎新婦ともに見た目が大人っぽくなります。
男性は和服に身を包み堂々とした様を多くの人に見てもらえますので、緊張感も感じながら大人として認められていることを認識できます。
女性の場合は、いつもとは違ったキレイな化粧を行っている自分を見てもらえるので、多くの人から注目を得られるという気持ち良さを味わえるでしょう。
このように、神前式には神前式だけの魅力があるのです。
神前式とチャペル式の違い
神前式ですが、チャペル式とほとんど同じような内容で結婚式が進んでいくようになっています。
なので、最初は新郎新婦の入場となり、チャペル式と違っているところは家族も含めて入場に参加するところでしょう。
チャペル式は新郎新婦のみが入場となりますが、神前式では新郎新婦、両家の親、親族・・・といった順番で入場する必要があります。
その他の違いでは、神前式の場合は身を清めるという理由で結婚式を挙げるところでしょう。
そのため、最初から最後まで結婚式の中では身を清めるための「お祓い」が行われます。
新郎新婦が共に身を清めることで、将来において不安のない毎日を送れるように、多くの人が祈り身を清めるためにお祓いを受ける・・・という違いが、神前式とチャペル式にはあるのです。