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結納のキホン的な知識

食卓

結納を行うケースの基礎知識

結納の基礎知識となりますが、結納は時代の影響で有無が大きく違ってきます。

なので、結納に関してしきたりを重視せず、今では結納を無しにしても問題無いというケースも存在するのです。
ですが、結婚そのものを重く捉えている、もしくは誠実な人柄を相手の親に理解してもらいたい・・・という場合では、結納の基礎知識を学んで結納を行ったほうが良いでしょう。

次に基礎知識についての案内となりますが、結納というのは地域、家によって内容が異なってきます。
なので、地域が結納を重んじているようであれば、結納に対して積極的な気持ちを持っておいたほうが良いです。
このようなことを伝えてこないケースもありますが、あらかじめ地域について調べておくことで、結納を行ったほうが良いのかを知っておくことができます。

また、結納というのはお金を相手に渡すことで、こちらの誠実さを評価してもらう仕組みではありません。
正確には、「お金・物」の両方を渡すことで、結納を終えるという仕組みになっています。
なので、お金だけでなく物についても必要としているのか、先にチェックしておくと良いでしょう。
物が必要な場合、結婚式前に用意しておくと感謝されるようなものを渡すと良いです。

過去であれば、着物などを結納品としてお金と一緒に渡すことがありました。
このように地域、風習、時代の影響によって結納は変わってきますので、必要性のみ理解し対応するという対処では間違いが発生することもあるのです。

他にも結納には、「正式結納・略式結納(仲人あり)・略式結納(仲人なし)」の3種が存在しますので、どのような形式に沿って結納を行ったほうが良いのかもチェックしておきます。

正式結納とは、仲人が両家を訪ねて仲立ちするという仕組みになっていますので、緊張感がやわらぐこともあります。
結納と言ってもすべてを自分一人で行う必要はありませんので、頼れる人を頼って結納するケースも、今ではそれほど珍しいものではなくなっているのです。

結納を行わないケースの基礎知識

場合によっては、結納を行わないというのも無礼ではありません。

相手から結納を行わないで良いと何度も言われているようであれば、結納を行わないで問題ありません。
このようなケースは金銭的に苦しい状況での結婚であることを、親が知っている場合に発生しやすいです。
結婚資金に余裕がある状況で結婚式を挙げて欲しいというケースも増えていますし、あらかじめ結婚式の資金に余裕が無い際は相談しておくことも大事です。

結納そのものは義務ではありません。
なので、現在の状況に合わせた誰にも迷惑のかからない結納こそが、正しい結納のあり方と言えます。