ファーストバイトとは
ファーストバイトとは、新郎新婦がケーキカット、ケーキを食するといった一連の流れのことです。
また、ファーストバイトを行うことにも意味があります。
「美味しい食べ物を食べていけるような人生」をファーストバイトで表しているため、基本的に美味しい食べ物としてケーキを食するケースが多いのです。
ちなみに、ファーストバイトはケーキのみと定められているわけではありません。
なので、肉類、もしくは新郎新婦の好みで決めてしまっても問題ありません。
ただし、ファーストバイトは新婦が先に行うというケースが圧倒的に多いです。
というのも、昔から新郎新婦で支えあっていくために、男性がそのような生活を支え続ける・・・という意志を証明するために、ファーストバイトを女性が行うためです。
実際に結婚式のサンプルイメージなどを見ると、そのようなシーンを象徴している写真などが多く見つかります。
微笑ましい表情でケーキを食べている新婦が、サンプルイメージでは圧倒的に多いのですが、新郎に関してはフォークなどでケーキを持ち上げているシーンのみというケースが多いです。
現代においても、新婦のために食事を新郎が用意する、提供するというケースは珍しくありません。
なので、ファーストバイトにも流儀やマナーがあることを理解して、ゲストの視点でも微笑ましい結婚式となるように努める必要があります。
ユニークなファーストバイト
日本ではあまり見られませんが、外国では以下のような3つのファーストバイトも存在します。
1つは大き過ぎる!と感じるような食器を使って、ファーストバイトの用意をするというものです。
海外では、幸せな食事というのはボリュームのある食事であるケースが一般的なため、このように食べ切れない食べ物を持っていくケースも存在します。
2つ目はユニークさを演出するファーストバイトです。
周りの照明を消して、新婦のみ照らされている状態でファーストバイトを行うという内容なのですが、結婚式の内容によっては部分的に新郎、新婦で主役が切り替わることもあるため、ファーストバイトにもこのような演出が取り込まれるようになりました。
3つ目は、ゲストも含めてファーストバイトを楽しんでしまうというものです。
ゲストも含めて好きな食べ物をあらかじめ決めておき、結婚式中では楽しく新婦がファーストバイトを終えた後に、続いて他の人も食事を楽しむという楽しみ方も存在します。
このような演出は国内でも存在するのですが、地域によっては地域特有の料理が振る舞われることも多いです。
なので、地域に根ざして幸せになりたい・・・という考えを、ファーストバイトとして表現しているところが、現代では高く評価されています。